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上司と部下のコミュニケーションギャップを解消するコミュニケーション術

【怒りの抑え方!】相手の態度や状況を察して、イライラした時に怒りを解消する方法とは?

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2018.09.07 執筆者:和仁 達也

対人関係を良好に築いていくためには、怒りをコントロールすることも必要です。

ムカっときたとき、どうしていますか?たとえば何か頼まれごとをしてあげたのに、お礼のひと言もなかったり、自分がやった仕事に対してあからさまに不満顔で大きくため息をつかれたり。

やはり周りの人から理不尽な対応をされると、ついアタマに来てしまいますよね。

その人がそういう理不尽な行動に出たのには、相手側にもそれなりの事情があったのだと思います。

たとえば、たまたまそのとき、いくつもの用事が重なってアタマの中がパニックになっていたのかも知れません。

相手の状況を察してあげる余裕がこちらにあるときなら、「まあ、仕方がないなあ」と大目に見てあげることもできたりします。

でも、「なんて失礼な人!」と感情が先走って、冷静に考えるゆとりをもてないことも当然あると思います。

そうしたときに、そのイライラ感を解消するためのちょっとした方法をご紹介しましょう。

まず、ちょっとだけ想像力を働かせます。たとえばホラー映画で、悪霊が人間の身体の中に入り込むシーンがありますよね。あれと同じ感じで、「その理不尽な対応をした人の身体に自分が入り込んで、内側からその人の目を通して外の世界を見る」のです。

もちろん本当に入り込むことはできませんから、想像するだけです。そして、「なぜこのような言動をするのか?」と想像してみるのです。すると、不思議なことにいろいろ気づくことがあります。

ちなみに先日、これを妻が実際にやって、イライラ感を解消した体験がありました。

妻と2人でドライブしていたときに、突然、クラクションを鳴らして横から強引に割り込んで追い抜いていったスポーツカーがいました。私たちはヒヤッとして、次に「なんという乱暴な運転をするんだ!」と妻は文句を言っていました。

いつもなら、そのイヤ~な感情をしばらく引きずるところですが、そのときはすぐに気持ちの切り替えができたようです。

「あの運転席の人の目から見たら、とにかく周りのことは見えていなくて、ただひたすら行き先に向かって1分でも早く到着しようとしていたみたい」と。「だから、クラクションを鳴らしたのも私たちのせいじゃなくて、たまたまあの車の近くにいたからそうなっただけ」だと。

その解釈が正しいかどうかは関係なく、気持ちがおさまるような解釈ができることが大切なのです。こんなちょっとした想像力の遊びを繰り返すだけで、実は「相手の立場に立つ」ことの訓練にもなることに気づきました。

「さらに理解を深めたい人はこちらの記事もオススメ」

▶︎言葉に反応してイライラする前に、 相手の置かれている状況を観察してみる

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  • 和仁 達也

    ビジョンとお金を両立させる専門家、ビジョナリーパートナー。1999年に27歳で独立、月1回訪問・月額30万円以上の顧問先を複数抱える。継続期間は平均10年で、20年以上の支援先も。この高額報酬で長期契約が続く【パートナー型】コンサルティングを学びたいコンサルタントや士業が養成塾や合宿に1,000人以上参加。2015年に日本キャッシュフローコーチ協会を設立。CFコーチの育成と普及に注力。著書に「年間報酬3000万円超えが10年続くコンサルタントの教科書」他多数。

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