キャリコンを活かして社長のコンサルを実践した事例
2023.03.13 執筆者:和仁 達也キャッシュフローコーチキャリアコンサルタント日本キャッシュフローコーチ協会養成塾
学生や求職者・在職者などに
職業選択や能力開発に関する
相談やアドバイスを行う専門職である
キャリアコンサルタント。
2016年には国家資格となり、
その役割は一層、重要さを
増しました。
その一方で、その強みを
コンサルタントとして
法人顧客に対していかに発揮するか、
については、まだ伸びしろが多いようです。
そして、
キャッシュフローコーチ養成塾には、
「企業のコンサルをやりたい」
と言って入塾されるキャリコンの方が
年々、増えています。
そこで、彼らに
「なぜ参加したのか?」
そして
「実際に参加してみて
どんな良いことがあったのか?」
を率直に聞いてみることにしました。
あなたのコンサルティング活動の
ヒントになれば幸いです。
キャリコンを活かして社長のコンサルを実践した事例
キャリアコンサルタントの資格を取得し、
銀行を定年退職した後、
コンサルタントとして独立した
吉岡裕幸さん。
同じ銀行の先輩であった稲葉さんから
キャッシュフローコーチを勧められ、
気にはなりながらも入塾は
ためらっていたとのこと。
そんな中、知人の紹介で歯科医院の
クライアントを獲得しコンサルティングに
携わる状況が訪れます。
そこでまた別のCFコーチから
「日本キャッシュフローコーチ協会には
デンタルCFプロジェクトがあり、
そこには歯科医院のコンサルをするための
情報やネットワークがありますよ」
と勧められたのをきっかけに2019年に
CFコーチ養成塾に入塾しました。
その時はお金がなかったため、奥様から
借金をして入塾する状況だったとのこと。
そんな追い込まれた状況の中、
覚悟を決める機会として半年間学び、
広島2期のMVPに選ばれました。
養成塾中には紹介で3社のクライアントを獲得。
社長との1on1の面談2時間で5万円の契約を
得ることができました。
養成塾卒業後は日本CFコーチ協会に入会し、
広島地域勉強会での定期的な集まりに
大いなる価値を感じているとのこと。
そこでの異分野の専門家との情報交換で、
自分の専門外の課題についてクライアントを
紹介したり、異分野の人同士をマッチング
することを積極的に行っているとのことです。
また運送業で80人の運転手全員に1on1面談を
するような1人では手が足りない案件は、
同じキャリコンのパートナーとタッグを組んで
コンサルティングに当たっているように、
柔軟なネットワークで仕事をしています。
吉岡さんの人と人を結びつける仕事の仕方は
「Mr.セメダイン」
の異名で呼ばれる程つなげることが得意で、
その秘訣を尋ねてみました。
「私が人と人をマッチングするときに
意識している事は2つです。
1つは共感できることがあること。
もう一つは得意分野の相乗効果があること。
なので、常に相手の得意分野は何かを
それとなく意識するようにしています」
吉岡さんにこれから取り組みたいことについて
聞いてみました。
「今はCFコーチ・メソッドの中で、
お金のブロックパズルを使って毎月の数字を
共有したり、社長のその時々のお困りごと
について思考整理をしてきました。
今後は和仁先生の著書「プロの思考整理術」を
活用してクライアントの思考整理を
さらに積極的に行っていきたいと考えています。
そしてお金と人の両面が見られる存在として
活動していきます」
吉岡さんの話を聞いていて感じるのは、
キャリコン特有の傾聴力の素晴らしさと
笑顔持久力の高さです。
人の話をきちんと聞いて、
話しやすい雰囲気を作ることに意識を置く
キャリコンの経験が、
CFコーチととても良い相性で
相乗効果を発揮していると感じました。
吉岡さんのこれからの活躍に注目しています。
そしてわたしは、吉岡さんの話を聞いて、
彼のように
・キャリアコンサルタントの経験を
活かしながら、
顧客の本業ど真ん中に貢献したい!
との思いをお持ちの方なら、
このCFコーチ養成塾がお役に立てることを
実感しました。
そんな方には、
塾への参加を検討してもらえたら
いいなと思っています。
キャッシュフローコーチ養成塾の
内容や日程、金額などの詳細はこちらです。
■ファシリテーター講座
(和仁の講義動画を使ってファシリテーターが解説)