大手の人事経験から行政書士で独立したＣＦコーチの話
2024.05.27 執筆者：和仁 達也
コンサルタント日本キャッシュフローコーチ協会
今日は、
「人事労務のコンサルをしながら、
経営ど真ん中の相談にも、
乗れるようになりたい！」
という【人事労務】専門家のみなさんに、
一足早く、それを実現した人の
事例ストーリーをお届けします。
あなたの勇気になればうれしいです。
大手企業の人事経験から行政書士で独立して
企業の持続的成長を支援するＣＦコーチの話
松下電器（パナソニック）入社後、
人事部で労働組合との労使協議の窓口等を
担当していた平松佳一さん。
2000年代初頭の構造改革の際に、
係長として実務に当たりながら
「経営がよくならないと雇用が守れない」
ことを実感します。
その体験から自分自身を守る
お金の知識を身につけるため
ファイナンシャルプランナーの資格を取り、
社内公募でグループ会社の福利厚生を
担う共済会に出向。
社員のライフプラン支援の新しい仕組み
の構築などをした後
「馬力があるうちに」ということで、
44歳で行政書士で独立します。
その後2017年にＣＦコーチ養成塾
京都ファシリテーター講座に入塾。
きっかけは行政書士として
「法人客と継続的に関わり支援できる
仕事がしたい」
と考えていたところで、もともと
知り合いだった石原尚幸さん
(京都ファシリテーター)のメルマガで
キャッシュフローコーチを知りました。
養成塾で何を得たかを聞いてみました。
「2つあって、
1つは『コンサルの型』を得ました。
もう一つはお金を伝えるツールとして
『お金のブロックパズル』で
コミュニケーションスキルが身に付いた
おかげで、フロントセミナーもできる
ようになり、そこから顧問契約も得られています」
それまでは労使間のコミュニケーション力を
中心に強みとしていた方が、
お金のブロックパズルを手に入れたことで、
お金についても関われるようになった
醍醐味は大きいようです。
その後、
日本キャッシュフローコーチ協会に入会し、
パワーパートナープロジェクトの
リーダーを務めます。
これは3人1組で3ヶ月にわたって
ビジョナリーコーチングをお互いに
するものですが、そこで
別の大手電機メーカーで労働組合の
トップを担ってきた佐藤さんと出会い、
「こんなすごい背景の人と出会えるなんて！」
と平松さんは衝撃を受けたとのこと。
「日本キャッシュフローコーチ協会は
会社組織とは異なる他に類のない
組織形態だと思います。
新しいスタイルの集団の運営スキルを
身に付けられるのも、私が
プロジェクトへの参画をはじめ
協会活動に関わる動機の1つです。
このような組織では
『何によって求心力を持たせるのか』
が問われます。これは私のテーマで
あるビジョンと労務のつながりに
おいて大きなヒントになるような気がします」
平松さんに今後の展望を聞いてみました。
「私のルーツである日本の中小
ものづくり企業の発展に貢献したいです。
企業の持続的成長と、経営者も社員も
幸せになれる仕組みを追求するのが
今後のテーマです」
ご自身が労使の間に立ってきた経験から、
経営者も社員も共に幸せになる道を
追求する平松さんの今後の活躍に
注目しています。
そしてわたしは、平松さんの話を聞いて、
彼のように
・人事労務の強みを活かしながら、
経営数字にも関わることで、
経営全般の相談に乗れるポジションで
クライアントを支援したい！
との思いをお持ちの方なら、
このＣＦコーチ養成塾がお役に立てる
ことを実感しました。
そんな方には、
塾への参加を検討してもらえたら
いいなと思っています。
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内容や日程、金額などの詳細はこちらです。
■ファシリテーター講座
（和仁の講義動画を使ってファシリテーターが解説）
