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上司と部下のコミュニケーションギャップを解消するコミュニケーション術

『場の空気を明るくするには、文末を肯定的な言葉で締めくくる。』

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2019.11.08 執筆者:和仁 達也

場の空気を明るくする人、暗くする人というのがいますが、
その違いはなんでしょうか?

「場の空気、なんだか悪いなぁ」と感じたとき、
ちょっと気にしてみてほしいことがあります。

それは、その場にいる人たちの「言葉づかい」です。

といっても、敬語を使えているかとか方言が出ているとか、
ではありません。

その場にいる人たちの言葉が、【肯定的】か、【否定的】か、です。

意識して観察してみると、
わたしたちは意外なほどに【否定的】な言葉を使っている
ことに気づきます。

それは、クセといってもいいぐらい、
【否定的】な言葉を使う人は、頻繁に、
しかも無意識のうちに連発しています。

たとえば、
「わかりません」「できません」「難しいです」「いやです」「嫌いです」
などは【否定的】で、これが連発されると、
場の空気はズーンと重くなっていきます。

最近では、【否定的】とも【肯定的】ともとりづらい言葉、
「微妙です」もよく聞きますが、これもオブラートに
包んでいるものの、【否定的】なニュアンスを感じます。

もちろん、話の流れとして、【否定的】な言葉を使わざるを
得ないときもあるでしょう。

できない相談をされたなら、ちゃんと断らないとストレスだし、
相手も困ってしまいますしね。

そんなときに、ちょっとした工夫で、相手に悪い印象を与えず、
【肯定的】な感じで伝えられるコツがあります。

それは、「文末を、【肯定的】な言葉で締めくくる」のです。

たとえば、患者さんからあなたがよく知らない材料の特徴を訊ねられたとき。

【否定的な文末】
「この材料のことは、ちょっと調べてみないとわからないんですけど」

ではなく、「調べる」と「わからない」の順番を逆転させて、

【肯定的な文末】
「今、即答できませんので、後で調べてお答えしてよろしいでしょうか?」

と言うと、グッと感じがよくなりませんか?

また、院長から仕事の進み具合を聞かれたときも、

【否定的な文末】
「まだできていません。すみません」

ではなく、もうひと言追加して、

【肯定的な文末】
「今作成中で、○○日までには提出できますが、よろしいですか?」

なら、安心感を与えますね。

【否定的】な言葉で文を終えると、すべてが【否定的】になります。

でも、【肯定的】な言葉で締めくくると、
全体が【肯定的】なトーンにつつまれるのです。

そのコツは、たとえYESという答えはできなくても、
言う順番を逆転させること、あるいはもうひと言を追加してあげること。

あなたは、日ごろ、どんな言葉を使っていますか?

 

「さらに理解を深めたい人はこちらの記事もオススメ」

▶︎コミュニケーションを円滑にする秘訣!『空気を読む、とは?』

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  • 和仁 達也

    ビジョンとお金を両立させる専門家、ビジョナリーパートナー。1999年に27歳で独立、月1回訪問・月額30万円以上の顧問先を複数抱える。継続期間は平均10年で、20年以上の支援先も。この高額報酬で長期契約が続く【パートナー型】コンサルティングを学びたいコンサルタントや士業が養成塾や合宿に1,000人以上参加。2015年に日本キャッシュフローコーチ協会を設立。CFコーチの育成と普及に注力。著書に「年間報酬3000万円超えが10年続くコンサルタントの教科書」他多数。

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