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上司と部下のコミュニケーションギャップを解消するコミュニケーション術

その先に、どんなワクワクするいいことがあるか?

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2021.11.07 執筆者:和仁 達也

やらなきゃいけない、でも面倒くさい。
そんなことを先送りしないコツを、今回はご紹介します。

マニュアルづくりをスタッフに任命していた、
ある歯科医院での話です。

そこでは、
「快適な医院環境づくり」
「明るく気配りのある接客対応」
「安全でスピーディーな診療業務」の3つの視点で、
スタッフが自分で判断して動けるようにしよう、
という意図で、マニュアルをつくることになりました。

ところが、院長がミーティングで号令を出して
1カ月経っても、ほとんど進展がありません。
理由を数人のスタッフに尋ねると、皆、同じ返答でした。

「すみません、忙しくてつい、先送りしていました」

院長は内心で腹を立てつつも、
「自分が優しすぎるのがいけないのか、
もっと厳しく接しなければいけないのか」
と葛藤していました。

いっぽう、話は変わりますが、
その院長は1つ大きな仕事を抱えていました。
それは、医院の法人化の手続きです。

膨大な書類を期限までに仕上げることを税理士から指示され、
「早くやらなくては」と気になりながらも、
まったく手をつけていませんでした。

なかなか腰が上がらない理由を尋ねると、
「それをやった先に、どんなワクワクすることが
待っているのかイメージできていない」
ようでした。

そこで、
「法人化の手続きが終わると、どんないいことがありますか?」
と尋ねると、

「お金の使い方の公私のメリハリがつく」
「福利厚生がちゃんとして、スタッフの募集採用がやりやすくなる」
「節税効果がある」
「それなりの公的な立場になったという自覚ができ、うれしくなる」

などが上がりました。

それを言いながら、先ほどまで憂鬱そうに曇っていた
院長の表情がだんだん明るくにこやかに変わっていきました。

そのとき、院長はハッとした顔をして言いました。

「もしかすると、
スタッフも今のわたしと同じなのかも知れません。

マニュアルをつくる、という日常業務とは別の
面倒くさいことをやることで、どんないいことがあるのか、
イメージできていなかったのだと思います。

『新人が入ったときの教育の手間が省ける』
『院長に指摘をされるまでもなく、自分で判断して気分良く仕事ができる』
『患者さんに喜ばれて、感謝されて仕事のやりがいが増す』
『仕事が早くなって、早く帰れる』

など、マニュアル運用後の世界をもっと共有することが大切ですね」

自分に起きていた出来事を、スタッフのことに
置き換えて気づきを得た、この院長の感性はすばらしいと思いました。

目の前の仕事を億劫に感じたら、その先のワクワクを考えてみましょう。

「さらに理解を深めたい人はこちらの記事もオススメ」

 

▶︎目標を立てることにマンネリ化している人がワクワクできるプランをつくる!年間目標や計画の「2階建て理論」とは?

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  • 和仁 達也

    ビジョンとお金を両立させる専門家、ビジョナリーパートナー。1999年に27歳で独立、月1回訪問・月額30万円以上の顧問先を複数抱える。継続期間は平均10年で、20年以上の支援先も。この高額報酬で長期契約が続く【パートナー型】コンサルティングを学びたいコンサルタントや士業が養成塾や合宿に1,000人以上参加。2015年に日本キャッシュフローコーチ協会を設立。CFコーチの育成と普及に注力。著書多数。

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