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上司と部下のコミュニケーションギャップを解消するコミュニケーション術

こちらの都合ではなく、相手のメリットで語る。

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2022.04.07 執筆者:和仁 達也

「若いスタッフがやる気を出してくれなくて、困っています」
そんな相談を、ある歯科医院長から受けました。
この時のやりとりを紹介します。

詳しく話しを聞くと、近くの小学校で
「正しい歯ブラシのやり方と歯の健康についてのミニ授業を開いて欲しい」
と依頼を受けたとのこと。

院長は、入社1年の若手衛生士を同行して、
無事授業を終えました。授業は好評だったようで、
校長先生や生徒からも喜ばれたのですが、
院長の心境は複雑でした。

なぜなら、同行した衛生士が、
「やらされ感」でやっていたようだからです。

それは、帰りの道中で
「今回の時給はどう計算して支払われるのか?」
ばかり口にする衛生士の姿勢から伝わりました。

院長にとって今回の小学校での授業は、
報酬が発生しないものの、将来の医院の来院者を
つくる営業活動であると同時に、社会貢献であり、
さらに彼女にとっても人前で話をする
トレーニングの場であると考えていました。

よって、彼女にも「勉強の機会」と
とらえてもらいたいと考えていました。

ところが、衛生士曰く
「院長が同行して欲しいと言うから、
休みを返上して同行したんです」
とのこと。

入り口の時点でお互いの意図がかみ合っていなかったのでした。

これと似たケース、よく院長から相談を受けるのですが、
1つ共通点があります。

それは院長が、
「こちら(医院)の都合でスタッフに話を持ちかけている」
ということです。
これを「相手(スタッフ)のメリットで語る」
としたら、どんな感じになるでしょうか。
例えば、次のようになるでしょう。

「鈴木さん(仮名)は、将来、患者さんに
名前を覚えてもらえる衛生士になりたいと言っていたね?
また、医院がこれから予防管理型にシフトしていくので、
予防の知識をさらに勉強し、
その価値をわかりやすく患者さんに伝える
コミュニケーション力を磨いていく必要がある
って前に話していたと思う。

それで今度よい機会があって、小学校からの依頼で
歯の健康についての授業をわたしと衛生士の
2人で行うことになったんだ。

小学生の目線でわかりやすく大勢に
向かって話すことは、1人の大人に向かって
話すのと比べてそれなりに難しい分、
コミュニケーション力を高めるチャンスでもある
と思う。どうだろう?

休日出勤となるし、診療時ほどの時給は出せないけど、
なかなかない経験ができるチャンス。
鈴木さん、一緒にやってみませんか?」

相手のメリットを起点に話すだけで、
それを自分ごととして受け止めてくれる可能性は
いくぶん高まるようです。

これはスタッフに対してだけでなく、患者さんにも同じです。
お試しください。

「さらに理解を深めたい人はこちらの記事もオススメ」

▶︎自分都合にならずに相手に気持ち良く受け止めてもらえる伝え方のコツ

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  • 和仁 達也

    ビジョンとお金を両立させる専門家、ビジョナリーパートナー。1999年に27歳で独立、月1回訪問・月額30万円以上の顧問先を複数抱える。継続期間は平均10年で、20年以上の支援先も。この高額報酬で長期契約が続く【パートナー型】コンサルティングを学びたいコンサルタントや士業が養成塾や合宿に1,000人以上参加。2015年に日本キャッシュフローコーチ協会を設立。CFコーチの育成と普及に注力。著書に「年間報酬3000万円超えが10年続くコンサルタントの教科書」他多数。

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