上司と部下のコミュニケーションギャップを解消するコミュニケーション術
いくら言っても部下が動かない、本当の理由は?
2022.06.22 執筆者:和仁 達也コミュニケーション伝え方着眼点
部下や後輩のスタッフが成果を出すには、スタッフに
成果につながるよう、動いてもらう必要があります。
ところが、「いくら言っても、スタッフが動いてくれないんです」と
嘆く上司は少なくありません。
大抵の場合、そこから先に掘り下げることなく、
ただ相手のせいにしていますが、それでは何も進展がないですね。
そこで、なぜスタッフが動かないのか、を明確化すると
次の5点があることに気がつきます。
対策の方向性とあわせて列挙してみました。
あなたに当てはまることはあるでしょうか?チェックしてみてくださいね。
<スタッフが動かない理由と対策の方向性>
1・スタッフにとって、何のためにそれをやるのかが不鮮明で、意義が見出せていない。
→それをやることの意味づけと、本人や医院にとってのメリット・デメリットの明確化が課題。
2・意欲はあるので、依頼事には「はい」と良い返事をするが、一足飛びにゴールを目指そうとしてしまう。そのため、冷静に考えると自分にやれる感じがしない。
→小さなはじめの一歩を決めるのが苦手なので、業務の細分化が課題。
3・日常業務に忙殺されて、やると決めたことの優先順位を下げてしまう。
→タイムマネジメントが課題。
4・それをやるには、別の誰かの協力が必要だが、それを依頼するのが億劫。
または、依頼しにくい事情がある。よって自分で抱え込んでしまい、先に進まない。
→コミュニケーションが課題。
そのいずれでもないとしたら、次の大きな大前提に課題があることもある。
5・そもそもそのスタッフがこちら(院長や上司)を信頼していない。ぶっちゃけ嫌い。
→スタッフとの関係性の構築が課題。
さて、あなたの部下は、どれが当てはまりそうでしょうか?
この記事が、次の一手につながることを願っています。