コンサルタント&士業が適正報酬で長期関与が続く オンライン版 コンサルタントの教科書コンサルタント&士業が適正報酬で長期関与が続く オンライン版 コンサルタントの教科書

パートナー型コンサルタントの あり方・やり方

解釈が勝手にすり替わることに注意!

3

2026.07.18 執筆者:和仁 達也

 

先日、日本キャッシュフローコーチ協会のプロジェクトの運営の中で、
「解釈は勝手にすり替わることがある」
という大きな気づきがあったので、共有します。

我々が大切にしている概念に
「安心安全ポジティブな場づくり(AAP)」があります。

これをメンバー全員が尊重することで、コミュニティの生産性は上がります。

ただ、時にこのような概念は曲がって伝わることがあります。

ある企画で、メンバーのドタキャンが続くことがあり、
運営者がそれを本人にどう伝えていいか、悩んでいるとの相談を受けました。

「そのままだと、周りのメンバーに悪影響を与えるし、
結局は本人も信頼を損なうことになると思うんです。

でも、それを本人に言うと“AAPな場”が壊れそうで、
言い出せずにいるんです」

とのこと。

さらに詳しく事情を聞くと、そのドタキャンした人も

「ここはAAPな場だから、ドタキャンしても大丈夫だろう」

と“無意識に”思っているらしき節があるとのこと。

一体、どういう論理展開したらそうなるのかよくわからないのですが(苦笑)、
これは完全に解釈がすり替わっています。

その時、わたしは相談者に次のように伝えました。

「それは、あなたの言う通りです。そのままでは周りのメンバーにも
本人にも悪影響があるので、本人に自覚がないのなら
指摘するのは正解だと思います。

そして、それを言うことは“AAPな場”を壊すことにはなりません。
それは“場づくり”の議論ではなく、シンプルに“マナー違反”です。

「約束を何度も破る」というのは、“場づくり”や
“文化を情勢する”という議論のはるか手前の、
人が人と関わる際に大前提となる“マナー”に関する話です。

それを守らない人がいることで、他の人が困っているのであれば、
それを解決しようと動くのは当然のこと。

それを「AAPな場が壊れるから、言わない」というのは、
解釈のすり替えじゃないですかね?

あとは、それを
『いかに相手が受け取りやすい表現で伝えるか』
の工夫をどこまでするか、という議論はありますね。

例えば相手も『身内の病気や事故』などやむを得ない事情が
あったかも知れないと、背景や事情を推し量るやさしさがあると素敵ですね」

その方はそれを聞いて、ハッとしていました。

コミュニティ内の共通言語が、いつの間にか
解釈が勝手にすり替わることがないよう、
小さな発見をチャンスととらえてケアしていきたいです。

 

この記事の内容が役に立ったと思ったらSNSで共有してくださいね!
3
  • 和仁 達也

    ビジョンとお金を両立させる専門家、ビジョナリーパートナー。1999年に27歳で独立、月1回訪問・月額30万円以上の顧問先を複数抱える。継続期間は平均10年で、20年以上の支援先も。この高額報酬で長期契約が続く【パートナー型】コンサルティングを学びたいコンサルタントや士業が養成塾や合宿に1,000人以上参加。2015年に日本キャッシュフローコーチ協会を設立。CFコーチの育成と普及に注力。著書に「年間報酬3000万円超えが10年続くコンサルタントの教科書」他多数。

新着記事を毎週メールでお届け!

中小企業の社長が抱える、
お金やコミュニケーションの
“お困りごと”を解決する知恵
をお届けします。
有料記事も無料で公開。