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パートナー型コンサルタントの あり方・やり方

コンサルタントが顧問先の会議の進行役を我流でやっているが故の不安とは?

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2020.01.19 執筆者:和仁 達也

今日は、顧問先の会議の進行役を我流でやっているが故に
抱えがちな不安の解消法をお伝えします。

「本当にこれでいいのか?」

「他の人はどのようにやっているのか?」

「もっと効果的な方法があるのではないか?」

と言うように、これまで我流で会議の進行役を
やっているものの、本当にこのまま進めていいのか
不安を感じているコンサルタントは少なくないかもしれません。

わたしが20年以上、クライアント先や自社において、
多種多様な会議の進行役をやってきてわかったことは、

会議のファシリテートをエレガントにやる上で
大切なことは、ステップを7分割して準備すると言うことです。

その7つのステップとは次の項目です。

 

会議のファシリテートをエレガントにやる上で大切な7つのステップ

1.会議の開始前

2.はじめの前置き

3.冒頭のアイスブレイク

4.会議本編

5.終わり方

6.最後の仕上げ

7.ミーティング後

これは、入り口から終わりまでの時系列になっていて、
それぞれにおいて、やる中身があります。

その中で、どこができていて、
どこに改善の余地があるかがわかれば、
具体的な改善が進み、自信を持ってやれるようになります。

では、その中身について次にお伝えしましょう。

本当はセミナーでニュアンスも交えてお伝えしていること
なのですが、ここでは要点を紹介するので、その意味を
想像しながら、読み進めていただければと思います。

1.会議の開始前:3日前に、議題メモを全員に共有する

 →番号、議題タイトル、時間配分も

2.はじめの前置きトーク

 →議事録、録画担当の確認

3.冒頭のアイスブレイク
 ①「自己紹介と、今日の意気込みを30秒程度でひと言」
 ⇒コメント後に、ひと言返してから次に振るとエレガントさがアップ

 ②そのミーティングの目的やゴールを共有

4.会議本編

 ①全員が何かひと言、発言するよう促す
 ②肯定語のみで会話を組み立てる
 ③参加者の発言の後に、意味づけをして全員にとっての価値を上げる

5.終わり方
 ①今日の総括をひと言
 ②次回の日程決め

6.最後の仕上げ(ひと言シェア・後味を良くするため)
 ①「今日の収穫やハイライトを15秒でひと言」

7.ミーティング時に結論が出なかったお題についてFBグループで意見交換
 ①意見の共有はFBグループへの投稿のコメント欄で
 ②言葉のニュアンスの共有は動画(ミーティング)で

以上です。

ここでは、1つ1つの細部よりも、
会議のはじめから終りまでの工程を7つに分割して、
それぞれにおいて何をすれば良いか、を考えてみる
ことに意味があり、重要なことです。

この機会に、それを考えてみることで、
「なりゆき任せの会議進行」を脱却して、
自信を持って会議を回せるようになってみてはいかがでしょうか?

 

「さらに理解を深めたい人はこちらの記事もオススメ」

▶︎無駄な会議を減らす?社外の専門家が会議の進行役を担った方が成果が出る3つの理由

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  • 和仁 達也

    ビジョンとお金を両立させる専門家、ビジョナリーパートナー。1999年に27歳で独立、月1回訪問・月額30万円以上の顧問先を複数抱える。継続期間は平均10年で、20年以上の支援先も。この高額報酬で長期契約が続く【パートナー型】コンサルティングを学びたいコンサルタントや士業が養成塾や合宿に1,000人以上参加。2015年に日本キャッシュフローコーチ協会を設立。CFコーチの育成と普及に注力。著書に「年間報酬3000万円超えが10年続くコンサルタントの教科書」他多数。

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