途中であきらめずにやり抜く秘訣
何か始めた時に、最初からすぐに結果は出ることはありません。
また、うまく行っている中でも途中で落ち込むこともあります。
その時に諦めて辞めてしまう事を経験したことがある人は多いでしょう。
日常でも、自分でやる、と決めたことなのに、
日が経つにつれてサボリたくなったり、
「今日はお休みにしよう」
と妥協したくなること、ありませんか?
継続は力なりと言いますが、その意味を体感した出来事があったので
シェアしたいと思います。
マラソンのパーソナルコーチを受けて実感した妥協しない秘訣とは?
以前、マラソンコーチの拓さんのパーソナルレッスンを
受けていたときのこと。
拓コーチは自身も年末のホノルルマラソンで
1位を狙っている現役ランナーなので、大会まで3カ月を切った今、
すごい練習を自分に課しています。
そこでシンプルな質問を尋ねてみました。
「拓さん、練習を途中で妥協しない秘訣ってありますか?」
彼の回答は明快でした。
「今日のこの練習をサボると、
その後どうなるかを知っているので頑張れるんです」
つまり、「今日ちょっと気が乗らないから」と
予定していたメニューをサボると、その分翌日の負荷が
大きくなって辛い思いをするのは自分だってわかっている。
そして、そもそもその道の先にあるのは、
「大会で1位になって、今後のキャリア形成の柱にすること」
という人生をかけた目的がある。
「だから、目の前のことを安易に妥協できない、というか、しない」
のだそうです。
途中であきらめずにやり抜く秘訣
拓コーチから、やり抜く秘訣をこのように教えていただきました。
「もしこれがトレーナーが勝手に決めたメニューだったら、
それをやる意味が分からないので、目の前の大変さから逃げたくなり、
サボるかもしれませんね。
しかし、その練習メニューはトレーナー任せではなく
自分で組んでいると、その練習の意味もよくわかっているし、
それをサボることが後々どうマイナスに働くかが
イメージできるので、先送りしないと言う気持ちになるんです」
それをやる意味をよくわかっていること、
そしてそれをやることが未来にどうつながるのか、
そしてやらないこともどうつながるのかをわかっていると
自発的に動こうという気持ちになれる。
ビジネスもスポーツも、
目標に向けて継続するための秘訣は同じだな、と思いました。
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