顧客に選ばれるウリをつくる着眼点とは!?
2022.03.18 執筆者:和仁 達也キャッシュフローコーチパートナー型着眼点
「百貨店の接客経験のあるマナー講師が、
顧客に選ばれるウリをつくる着眼点とは?」
という相談を、キャッシュフローコーチ養成塾の
塾生から受けました。
そのやりとりがみなさんの参考になればと思い、シェアします。
それは、
「◯◯と比べると、△△だからこそ、□□がある!」
を埋めることです。
例えば、客室乗務員(CA)での接客経験のあるマナー講師を
比較対象にしてみましょう。
確かに、百貨店の接客とCAの接客、
どちらもハイクラスな接客力が求められるでしょう。
しかし、決定的に異なることが一つあります。
礼儀正しさ? あるいは、美しさ?
どちらも、違います。それは、
「購買意欲を創り出す必然性」です。
そこで見込み客に、こんなトークをしてみましょう。
「マナー講師には、CA経験者と百貨店経験者がいますが、
両者はある点について全く違う性質があって、
それが当社のウリにつながっています。
何だと思いますか?
CAは基本的には機内で販売する必要がなく、
『お客が快適に過ごせること』に主眼を置いた
接客マナーが問われますよね。
しかし、百貨店は商品を販売する必要があるので、
『商品を買ってもらうこと』に主眼を置いた
接客マナーが問われます。
つまり、この二つは全く別物なんです。
当社は、CA出身のマナー講師と比べると、
百貨店出身だからこそ、購買意欲を創り出す
トレーニングを積んできました。
だから、当社のマナー研修は、マナーが身につくのは
もちろんですが、それに加えて御社の売上アップに貢献できるのです。
そこが当社のウリです」
比較対象があることで、こちらのウリが際立ちます。
人は比べたい生き物です。
だからこそ、それを利用してみるのも1つの方法です。