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パートナー型コンサルタントの あり方・やり方

フルマラソン出場で得た学びとは?

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2022.04.04 執筆者:和仁 達也

2014年のホノルルマラソンに初参加した時に、
ビジネスにも通じる目標設定の大切な気づきを得たので紹介します。

当時は、
「ホノルルでフルマラソン初出場にしてサブ4(4時間切り)達成!」
を周りに公言しての出場でした。

全くの素人なので、パーソナルコーチの指導を受けて
10ヶ月間のトレーニングをした上でのチャレンジ。

とは言え、
最長でも練習でゆっくり20㎞までしか走ったことがなく、
レース出場は10㎞マラソン1回だけ。

ふつうに考えれば、少し無謀なチャレンジかも知れません。

それなのに、失敗を恐れず周りに公言した理由は、
日頃から「一番早く成長する秘訣は、
“アウトプットが先で、インプットが後”。
やらなきゃいけない環境に身を置くことで成長は加速する」

と公言していることもあり、それを実証したかったからです。

ところが、大会当日、まさかの雨天(ほぼ、ずっと)。

しかも20㎞を過ぎたあたりから思いがけないハプニングが連発。
まず左尻がツり、つぎに足の裏のアーチが崩れ鈍痛が走る。

「この雨の中、この足でまだ半分も走るのか!?」
と泣きそうな中、道路に穴が空いていて
雨水で埋まっていたのに気づかず左足がズボッとハマり、
それをかばった脇腹がツって路側帯で安静に。
そして30㎞を過ぎた辺りで3時間半を過ぎ、サブ4が絶望的に。

「もうどうせ目標は達成できないんだし、足は痛い。
それなら、ゆっくり歩いて残りを流して、
とりあえず完走だけはしておくか」

と考えてもおかしくない状況でした。

しかしここで、コーチの事前のアドバイスが効きました。

「目標タイムが絶望的になった時に緊張の糸がプツっと切れて、
完走すら怪しくなるのが一番の注意点です」

そこで目標を
「初フルマラソン完走・サブ5(5時間切り)達成」
に設定し直し。

初マラソンなら、それでも悪くない記録だと
聞いたことがあるからです。

なんとか歩を進め、ラスト5分を切り、
サブ5すらも怪しい感じになりつつも、
ラスト1㎞を無理矢理ダッシュ。

そして手元の時計が4時間59分48秒を表示する中
ギリギリセーフ!なんとかサブ5は達成。

10㎞の中距離レースだったらなんでもなかったことも、
42㎞の長距離レースになると、予想もしないことが起こる。

レース環境などの外的なことだけでなく、
当日の体調管理など内的なことも要求される。

よくマラソンは人生に例えられる意味がよくわかりました。

仮に当初に設定した目標達成が絶望的になったとしても、
第2、第3のバックアップ的な目標を常に持ち、あきらめないこと。

人生は0か100か、ではなく、50や60でもOKだということ。
それを、身体で学んだ貴重な経験でした。

「さらに理解を深めたい人はこちらの記事もオススメ」

▶︎ランニングと執筆の共通点とは?

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  • 和仁 達也

    ビジョンとお金を両立させる専門家、ビジョナリーパートナー。1999年に27歳で独立、月1回訪問・月額30万円以上の顧問先を複数抱える。継続期間は平均10年で、20年以上の支援先も。この高額報酬で長期契約が続く【パートナー型】コンサルティングを学びたいコンサルタントや士業が養成塾や合宿に1,000人以上参加。2015年に日本キャッシュフローコーチ協会を設立。CFコーチの育成と普及に注力。著書に「年間報酬3000万円超えが10年続くコンサルタントの教科書」他多数。

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