バランス感覚はどうやって養われるのか?
2023.05.18 執筆者:和仁 達也コミュニケーション着眼点
せっかく仕事で大成功したのに、プライベートで事件を起こして
失脚する人は、経済界でも政界でも芸能界でもいたるところで見かけます。
そんなニュースを見るにつけ、バランスの大切さを実感することが
増えてきました。今日はそのカギについてお話しします。
さて、
バランスは、いったいどうやって養われるのでしょうか?
持って生まれたセンス?才能?
それもあるかも知れません。
しかしわたしは後天的に鍛えられるものなんじゃないか、と感じています。
では、そのカギは一体なにか?
それは、
バランスは全体を俯瞰することから生まれる
ということです。
お金の使い方のバランス感覚を磨くには、
全体の収支を俯瞰すればいい。
(これはわたしの専門分野です)
仕事とプライベートのバランス感覚を磨くには、
持ち時間の内訳を知ればいい。
(わたしは、辛うじてやれています)
バランスのとれた字を書くには、その一筆だけでなく、
一文字だけでもなく、紙全体を俯瞰しながら書けばいいらしい。
(わたしは、これは全くやれていない・・・)
医療の世界でも、
【部分】を細かく見ていく西洋文化の発想ではなく、
【全体】を見て考える東洋文化のやり方を重視した医療が
日本で広まり、世界的にも統合医療として広がっていると聞きます。
それと同じことが、経営にも言えるのではないでしょうか。
つまり、全体を俯瞰して、
そのつながりとバランスを重要視しながら、全体最適を追求する。
これは、わたしが独立以来、20年以上取り組んできた
キャッシュフロー経営の本質なのですが、改めて振り返ると、
その思想は、極めて東洋的・日本的な経営法だと感じました。
この日本的な経営法であるキャッシュフロー経営、
そしてそれを導入支援するキャッシュフローコーチ(R)という職業を、
これから広く世に広めていくことを決意しました。
ぜひ注目していてくださいね。
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