自分に合う、チャレンジの方向性は?
2023.06.18 執筆者:和仁 達也コミュニケーション目標設定着眼点
人にはそれぞれ、自分に合うチャレンジの方向性があるように思います。
今日はそのあり方について立ち止まって見つめていきます。
チャレンジの方向性とは、何か?
例えばマラソンランナーの場合、
「フルマラソンでサブ4(4時間切り)」
という1つの目標を達成した人は、
その次の方向性はおよそ次の3つのようです。
①「100㎞のウルトラマラソン完走!」のように距離を伸ばすか、
②「サブ3(3時間切り)」のようにスピードを上げるか、あるいは
③山道を駆け抜けるトレイルランやトライアスロンのように応用編にいくか、です。
コンサルタントはじめビジネスパーソンも、
一定の目標を達成すると、大抵はその延長上のチャレンジを
する人が多い気がします。
つまり、
もっと売上を伸ばすか、短時間労働で今と同等に稼ぐ仕組みをつくるか、
あるいは周辺分野の新たなテーマを扱うか、です。
その点、みなさんはどんなチャレンジの方向性がワクワクするでしょうか。
ちなみに、わたし(和仁)の場合は、どうだろう?と自問してみました。
例えば、今年の12月にわたしがホノルルマラソンでサブ4を達成したら、
来年チャレンジしたいのはサブ3ではなく、ウルトラマラソンでもなく、
ましてやトライアスロンでもありません。
では、チャレンジしないのかというと、そうでもない。
なぜなら、わたしの場合チャレンジしないことは、
刺激不足でつまらなく感じるとわかっているからです。
そこで気がついたのは、わたしがワクワクする方向性は
「それぞれ続けてきた異分野のチャレンジを結びつけること」
です。
たとえば、以前マラソンと並行して海外で英語での
セミナーのチャレンジを続けていました。
そこで、この2つをつないで、
「レースの数日前にホノルル現地でビジネスセミナーを
開催して、その後にマラソンも出場し完走する」
というのが、サブ4をクリアした次のチャレンジです。
その先の目標があることで、目の前の目標達成意欲が高まり、
実現が加速することもあります。
常にワクワクしながらチャレンジし続けるには、
自分が好む方向性を把握しておくといいと気がつきました。