飛躍するコンサルタントと停滞するコンサルタントの違いは?
2020.09.04 執筆者:和仁 達也パートナー型コンサルタント着眼点
先日、コンサル仲間との会話の中で、
「飛躍するコンサルタントと、イマイチ停滞しているコンサルタントの
違いって、いったい何だろう?」
という話題になりました。
誰だってみな、熱心で一生懸命。
経験量もさほど違わない。
なのに、発言の深みや顧客の支持の度合いが大きく違う。
その違いをもたらす要素をつきとめることができれば、
コンサルタントに限らず、世のビジネスパーソンの
能力アップのヒントになるに違いない!
はじめは、「才能の違いか?」とも思いました。
たしかにそれはあるかもしれない。
でも、それを言ったら身も蓋もないし、
第一それをどこの時点で判断すればいいのか?
もっと客観的に判別できる要素はないものだろうか?
そこで、身近な知人にとどまらず、
世に出て活躍しているビジネスパーソンの共通項を探してみました。
すると、ありました!
1つ共通項が。
それは、
現場経験で学んだことを「発信する場」を持っている
ことです。
発信するとは、自分の考え方を他人の目にさらすということ。
その人独自の視点による体系立てた理論やノウハウを持ち、
それを発信し続けている人は、そうでない人と比べて、
飛躍し成長する度合があきらかに高いようです。
発信すると、周りからフィードバックを受けます。
その範囲が身内だけであれば、賛同的なものが多いでしょう。
しかしその範囲が広がるほどに、
否定的なフィードバックも受けるようになります。
それが、自身の理論やノウハウを客観的に見直して、
さらにバージョンアップするきっかけになります。
仮に、それが改善にはつながらない単なる感想であっても、
それが励みとなって、さらに深く考え、改善・工夫をしよう
という動機も生まれます。
ここでポイントは、
自分ひとりの「自家発電」で成長し続けるのは大変だということ。
世の中に発信することで、他人の力を借りて成長させていただける。
それに気づいた人は、どんどん発信し、成長を加速させているようです。
そしてこれは、コンサルタントに限らず、
あらゆるビジネスパーソンにあてはまることに気づきました。
あなたは、どんな「発信する場」を持っていますか?
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