「面倒くさいこと」を先送りしないためには?
2023.10.04 執筆者:和仁 達也コミュニケーション着眼点
仕事であれ、プライベートであれ、楽しくて時間を忘れるほど
没頭できるものもあれば、できることなら先送りしたくなる
面倒くさいものもあったりします。
その「面倒くさいなあ」と感じたとき、どうしますか?
今回は面倒くさいことを先送りしないコツを紹介します。
それは「自分とどんな対話をして、どう動くか」という話です。
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わたしにとっては、先送りしたくなることとして、
・原稿の執筆(書籍だけじゃなく、日常のレポート作成)
・セミナーや新商品の発売時のセールスレターづくり
・一人で行うマラソンのトレーニング
・英語版のセミナー音声のリスニングや一人ロープレ
・家事(ほとんどやらないけど)や、日常の丁寧な動き
(洗面所で水を飛ばさずに顔を洗うなど)
などがあります。
念のために言っておきますが、これらが嫌いというわけではありません。
ただ、取りかかるのが億劫に感じて、つい先送りしがちなんです。
ここで選択肢が「やるか、やらないか」の二択だけだと、
面倒くささが勝って「やらない」となってしまう。
そこで、この「面倒くさい」ことへの対処の選択肢を
列挙することにしました。
【選択肢①】
他人に任せる(外注化)
【選択肢②】
他人にサポートしてもらい自分でやる(コンサルやコーチをつける)
【選択肢③】
楽しくやれる工夫をする(改善・工夫)
【選択肢④】
「今すぐ15分!」だけキッチンタイマーで計ってやる(脱★完璧主義)
【選択肢⑤】
やらない
こう考えると、「【選択肢⑤】やらない」の前に、
いろいろ手が打てることに気がつきます。
この中でもわたしがよく利用しがちなのは、
【選択肢②】と【選択肢④】です。
無意識だと、この二つのどちらかを選択します。
しかし、こうやって立ち止まって選択肢を
出してみると、【選択肢①】と【選択肢③】は
まだまだ伸びしろが大きく、工夫の余地があると言えます。
そこで、それぞれについてわたしの課題を整理してみます。
【選択肢①】他人に任せる(外注化)
→つい自分でやってしまうクセがあるので、いったん立ち止まり、
「これを人に任せるとしたら、どうすれば良いか?」
と自問してみる。(その上で、結局は自分でやるのはアリ)
【選択肢③】楽しくやれる工夫をする(改善・工夫)
→楽しくやれる環境を整える。たとえば、「仕事上のメールや
Facebookのチェック」は相応に神経を使うことがあるので、
カフェで美味しいコーヒーを飲み、心を落ち着かせて
気持ちを集中させてからやると、没頭できる。
選択肢の数の多さは力になります。
面倒くさいことも、完了すればスッキリ感、達成感を味わえるものです。
自分に合った選択肢をもっておけるといいのではないでしょうか。
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