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パートナー型コンサルタントの あり方・やり方

「ああ言えばこういう」人への対応法とは?

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2023.09.18 執筆者:和仁 達也

「何かと否定的なスタッフからの、
『ああ言えばこう言う』的なネガティブな反応で
テンションが下がるのを、どうしたらいいでしょうか?」

ミーティングの司会進行役を担うリーダーや上司、
コンサルタントから受ける相談に、
このようなものがあります。

例えば、そのスタッフたちに新たな取り組みを提案すると、

「でも、それだとお客さんからこんなクレームが来ると思います」

「それって、わたしたちが真剣にやっていないってことですか(怒)!?」

等のように、いちいち抵抗を示すような、
「質問の形をとった反対意見」を訴えるというのです。

確かにミーティングの場でそのような反応があると、
その場の空気は気まずい感じになるでしょう。

なぜ彼らはそのような反応をするのでしょうか?

2つ理由があるとわたしは考えます。

【理由①】
「それをどうやってやるか」よりも、
「それができない理由」を見つけて、
その対策を考えることなく、
相手に放り投げる思考の癖があるから。

【理由②】
相手のことがそもそも嫌いで、とにかく反発したいから。

【理由②】は、相手との関係性の再構築がカギになるので、
その対策論はまたの機会に譲るとして、
【理由①】の人に対して、すぐにやれることを考えてみましょう。

それは、
「ミーティングに臨む際の理想的な姿勢」
について前置きトークをすることです。

メンバーが受け止めやすいよう、
”他社の事例として”【理由①】の行動パターンのストーリーを語り、

「彼らのこの展開の先に、発展する感じはしないよね。
なので、これから行うミーティングでは、
『どんな工夫をすればできるか』目線で意見交換したいと思います。
よろしいでしょうか?」

という主旨を丁寧に伝えておくことです。

それによって、無意識のうちに発動していた
思考の癖を遮断します。

【理由②】のように関係性が悪い場合を除いて、
単に思考の癖でそうなってしまう程度の人であれば、
これだけで驚くように反応が変わることがあります。

お試しあれ。

 

「さらに理解を深めたい人はこちらの記事もオススメ」

▶︎相手に伝わる話し方のコツは、前置きにあり

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  • 和仁 達也

    ビジョンとお金を両立させる専門家、ビジョナリーパートナー。1999年に27歳で独立、月1回訪問・月額30万円以上の顧問先を複数抱える。継続期間は平均10年で、20年以上の支援先も。この高額報酬で長期契約が続く【パートナー型】コンサルティングを学びたいコンサルタントや士業が養成塾や合宿に1,000人以上参加。2015年に日本キャッシュフローコーチ協会を設立。CFコーチの育成と普及に注力。著書に「年間報酬3000万円超えが10年続くコンサルタントの教科書」他多数。

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