忙しさに流されず、時間を生み出す秘訣
2024.07.04 執筆者:和仁 達也コミュニケーション時間の使い方着眼点
ある頃から、3月少しゆったりした1カ月を過ごしています。
具体的には、訪問型の個別コンサルティングや
日本キャッシュフローコーチ協会のいくつかのZoomミーティング
などはいつも通り行いますが、10数件のZoomコンサルティングを
クライアントの快諾をいただいて1カ月限定でお休みして、
出張セミナーも入れないことにしました。
名付けて「ほぼオフ月間」です。
これにトライした理由は、
「積極的に空白をつくる」ことで何が得られるか?
を知りたかったからです。
わたしの性格上、空いている時間があれば、即効で埋めていきます。
そして年々そのペースは高速化しています。
なので、その時間の流れをいったん断ち切って、
積極的に空白の時間をつくったら一体どうなるのか、
を試してみたくなったのです。
その結果、どんなことがあったか、をお伝えしたいと思います。
まず、失ったものは「仕事を入れなかった分の売上が減った」こと。
1カ月分のZoomコンサルティングの報酬と、
お断りした講演依頼の売上は、当然ながら減りました。
では、その見返りとして、どんなリターンがあったか
というと、次の通りです。
1.久しぶりにセミナーをする側ではなく、
受ける側にまわり、インプットができた。
(コンテンツサイトの効果的な作り方について学び、コンサル依頼もした)
2.なかなかゆっくり話せずにいた友人・知人と食事をした。
3.家族と一緒に過ごす時間が増えた。
(娘の部活の発表やスクールの見学をしたり、
妻とショッピングや映画に行く、など)
4.ランニングの月間走行距離が、昨年同月86kmに
対して125kmと1.5倍に伸びた。
5.先々の講座やセミナーの資料づくりを前倒しで
取りかかり、身軽になった。
6.創造意欲にまかせて、様々なセールスレターを大量に書けた。
8.事務局体制を再構築するための準備
(マニュアルづくり、打合せ)にエネルギーを注げた。
こうやって振りかえってみての結論は、
「積極的に空白をつくって正解だった」ということです。
なぜなら、失ったものは十分に晩回可能で得たものの方が大きく、
人生をより豊かにしてくれるものだったからです。
この経験を経て、今では8月と12月も同様のことをトライしています。
積極的に空白をつくる価値、試してみてはいかがでしょうか。