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上司と部下のコミュニケーションギャップを解消するコミュニケーション術

“重要だけと緊急ではないこと”の時間確保法。

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2023.03.22 執筆者:和仁 達也

「重要だけど、緊急ではないことって、
つい先送りしてしまって、なかなか確保できないんですよねぇ」

というセリフをよく聞きますが、みなさんはいかがですか?

今日はその秘訣をお話しします。

ある歯科院長は、次のように語っていました。

「本当なら、医院の新年度の方針を考えたり、
スタッフと共有したい医院の価値観をちゃんと伝わるように
言語化したり、新しい自費メニューの価値が
患者さん目線で伝わるようにツールをつくったり、と、
やりたいことはたくさんあるんです。

でも、院長室で腰を据えてそれらに取り組もうとしても、
実際にはスタッフからの相談や、患者さんからの
急な対応依頼などで、まったく進まないのです。
どうすればいいんでしょうか?」

このようにぼやく人がいる一方で、
その同じことをどんどん行動に移す人がいるのも事実です。

その違いは一体、どこにあるのでしょう?

スタッフのせい?

患者さんのせい?

いえ、どうやらそうではなさそうです。

それは、その人が「重要だけど”緊急ではない”」と
ラベルを貼っていること自体に原因がある
とわたしは考えています。

その人は、それを放置した結果、
おそらくその先にある、得たい何かを失っています。

たとえば前の例でいえば、理想の医院の実現、
スタッフとの意思疎通の円滑化、患者さんへの価値の伝達と
自費診療の増加など。

ところが、それをイメージできていないから、
先送りしているのかも知れませんね。

そこで大切なことは、2つあります。

1つは、
その「重要だけど緊急ではないこと」の先にある
得たいものをイメージすること。

もう1つは、
その「重要だけど緊急ではないこと」をやる時間を、
「この時間帯は、大切な人とアポをとっているから、
医院を頼む」とスタッフにも自分にも公言して、
時間を確保すること。

もし、大切な人とのアポが入っていたなら、それを優先するはず。

ならば、そのくらいの優先度で「自分とのアポ」を大切に扱ってみる、
というのもアリではないかと感じるのです。

 

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  • 和仁 達也

    ビジョンとお金を両立させる専門家、ビジョナリーパートナー。1999年に27歳で独立、月1回訪問・月額30万円以上の顧問先を複数抱える。継続期間は平均10年で、20年以上の支援先も。この高額報酬で長期契約が続く【パートナー型】コンサルティングを学びたいコンサルタントや士業が養成塾や合宿に1,000人以上参加。2015年に日本キャッシュフローコーチ協会を設立。CFコーチの育成と普及に注力。著書に「年間報酬3000万円超えが10年続くコンサルタントの教科書」他多数。

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