仕事が早い人の共通点とは?
2021.05.18 執筆者:和仁 達也コミュニケーション生産性向上着眼点
仕事が早い人は信頼度も高くなり頼まれごとも増えていきます。
一方仕事が遅い人は、いつもギリギリになってしまうので
信頼度は低くなってしまいます。
仕事が早い人の共通点には、
・タスクの優先順位が的確
・整理整頓が上手
・仕事に情熱を持っている
・連絡は即返信する
・常に効率化を考えている
・仕事の覚えが早い
・自分だけでなく周りの状況を把握している
・やクオリティにとらわれない
などあると言われていますが、それらを自分に
課して行うのは大変ですよね。
ですが、それらを意識せずとも
世の中には、仕事が早い人と
遅い人の2種類が存在します。
仕事が早い人は、いつでもどんな仕事でも早く、
納期より前倒しで納品します。
一方、仕事が遅い人は、それが難易度の高い仕事であれ
簡単な仕事であれ、いつも納期ギリギリか、
場合によっては依頼主から催促されてようやく納品します。
しかもそれは、お金を受け取って行う仕事であれ、
例えばビジネスの塾で先生から提出を課された宿題であれ、
ほぼ同じ。
「お金をもらっている仕事だから早く提出し、
そうじゃないから遅く提出する」
ということでもないようです。
つまり、癖・習慣なのでしょう。
そこでわたしは考えました。
「常に他者より仕事が早い人は、なぜ早いのか?」
その理由は、2つ考えられます。
仕事が早い人の2つの共通点
1つは、ワープロ打ちや資料を読むスピードなど、
【作業スピード】が単純に速いから。
ただ、これは能力の差によるので、
誰もがすぐに変われるとは いいにくいですね。
努力もそれなりに必要でしょう。
ところが、もう1つの理由は、
能力の差に関係なく誰でもやれることです。
なのに、やらない人の方が多い「ガラ空きの秘訣」があります。
それは、
【仕事に取り掛かるタイミング】が
他者より圧倒的に早い
ということです。
例えば何時間もかかりそうな資料作成なら、
まずは30分だけ今すぐラフで書き出してみる。
30分なら、時間をとれないことはないし、
そこで集中して考え込めば、
その企画について脳のアンテナが働き、
それ以降、その企画に関連した情報を
キャッチしやすくなります。
もし「まとまった時間がとれる日にやろう」と
1週間も放置していた場合と比べると、
脳がキャッチする情報の収集量は
1週間分も差が出るわけです。
つまり、取り掛かりが早ければ、
納期までの時間も長くなり、その分、
脳を稼働する時間が長くなります。
しかも、やっていて疑問が浮かべば、
早い段階に依頼主に質問もできる。
場合によっては依頼主から
「よりスムーズにやるコツ」
をもらえることだってある。
仕事の取り掛かりを、今よりワンテンポ前倒しに
してみてはいかがでしょうか。
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