上司と部下のコミュニケーションギャップを解消するコミュニケーション術
モヤモヤを暴走させない方法とは?
2023.11.22 執筆者:和仁 達也コミュニケーション着眼点
他人が聞けば些細に思えることも、
当人にしてみれば複数の「未完了」を放置しておくと
頭の中で勝手にふくらみはじめ、イライラ感を与え、
暴走を始めるのです。
こんなときにモヤモヤを暴走させないコツを、
ある歯科院長の相談に乗った事例でご紹介します。
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連休中にいろいろと溜まっていた仕掛かり業務を一掃しようと向かい合ったところ、
モヤモヤしているとのこと。
詳しく話を聞くと、やらなきゃいけないことがいくつも目について、
それがスムーズにいかないことにイライラを感じ、
ストレスになっているようでした。
他人が聞けば「すぐに解決しそう」に思えることでも、
本人からするとモヤモヤしてしまったりするものです。
そこで、「具体的に、何が仕掛かり業務になっているんですか?」と尋ねると、
次の4つでした。
1・受付のモニターの映りが悪くなった
2・内装工事の兼ね合いで、段ボールが通路にいくつも積み上がっていて、景観が悪い
3・中庭に移動するときのスリッパが古くなったので、買い換えたい
4・医療機器同士のデータの連携がスムーズにいかず、不便さを我慢し続けている
「他にモヤモヤの原因はありますか?」と確認すると、
これですべて、とのこと。
前述したように、他人が聞けば些細に思えることも、
当人にしてみればこういう「未完了」が、放置しておくと
頭の中で勝手にふくらみはじめ、イライラ感を与え、
暴走を始めるのです。
こんなときにモヤモヤを暴走させないコツをご紹介しますね。
紙を1枚取り出して、次の3つを書き出すだけです。
1)モヤモヤを書き出し、タイトルをつける(上の4つのように)
2)それがモヤモヤしている理由を、そのタイトルの下に書き出す
3)それぞれ、「誰にどんな指示をすればそれが解決するか」を書き出す
(つい、自分で全部解決してしまおうとしがちだが、人の力を借りる前提で考えてみる)
これをやってみるとわかりますが、モヤモヤしている理由は、
いくつもの未完了が頭の中で勝手に膨らみ、暴走することで、
心構えが「受身」になっていたからです。
書き出して文字化することで、やることが具体化する上に、
心構えが「能動的」になる効果があります。
簡単な上にパワフルなので、試してみてくださいね。
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