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歯科医院の脱★ドンブリ経営 実践ストーリー

モチベーションダウンで気持ちが動かないのはなぜか?人が不安になる2つの理由

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2021.04.02 執筆者:和仁 達也

 
(なぜだろう?このところ、さっぱりヤル気が起きない。
数カ月前までは、仕事も楽しくやりがいがあったのに・・・。)

ホワイト歯科の加藤院長は、そんな焦りと不安を感じていた。
そんな中、今日は毎月1回のキャッシュフローコーチの
和仁とのセッション。

あまりに抽象的な話題なので、
コンサルティングのテーマとしてはどうか、とも思う。
ただ、院長のモチベーションがそのままダイレクトに
医院の数字にもつながるので、放置しておくよりも
相談した方がよさそうだ。

そう考え、思い切ってキャッシュフローコーチに
今の状況を伝えてみた。

「1カ月くらい前から、エネルギーダウンで
モヤモヤしているんですよね。
なんだか、気持ちと身体が動かない感じで。
好きな歯科の仕事も、今は義務感でやっている感じすらするし。

それに、周りのドクター仲間が頑張って成長している
話を聞くと、自分と比べて余計に自信がなくなるんですよね。

このまま、モチベーションが湧かずにローテンションな
ままだったら、どうなってしまうのか、
と漠然と不安で仕方がないんです」

 
加藤院長の話を一通り聞くと、
キャッシュフローコーチはうなずいて、質問を口にした。

「なるほど、状況はわかりました。
1つお聞きしたいんですが、いま何か不安に
感じていることってありますか?」

 
加藤院長は、思い当たるところがあり、即答した

「実は自宅のマンションを購入したんです。
今建築中で、1年後に引っ越しするんです。
それで生活がいろいろと変わるのが
漠然と不安な気がします」

「なるほど、どのような点が不安ですか?」

加藤院長は話を続けた。

「場所がとなりの区に代わり、生活の環境が
変わることもありますし、近所づきあいも変わるし、
家から医院までの距離も少し遠くなるし・・・」

 
話を聞いていたキャッシュフローコーチは
ピンとくるところがあり、質問を加えた。

「加藤院長、1年後にその新居に引っ越した前後で、
月々の生活費はいくら変化がありますか?」

「え~っと、いくらですかねぇ。
住宅ローンが月額15万円増えるので年間180万円、
院長報酬をその分、増やさないといけません。

あっ、あとは、来年からウチの息子が大学に入学するので、
その授業料などで年間400万円、
あと細々とした支払いを含めると、年間でトータル
600万円以上は増える計算になりますね」

 
加藤院長が指折り数えている様子を見て、
キャッシュフローコーチは言葉を添えた。

「なるほどね。ということは、
1年後には月額50万円以上の院長報酬のアップを
見込めるような売上をつくる必要があるってことですね」

加藤院長がハッとした表情をする中、
キャッシュフローコーチは話を続けた。

「院長報酬で月額50万円をアップするには、
医院は最低でも粗利で50万円アップ、
粗利率80%なら売上は月額62万5千円アップ
が必要になります。

1人あたりの保険診療の患者単価が
@5千円だとすると、月に125人、
診療日数が25日だとして、1日5人の患者像が
必要という計算ですね。

または、自費診療なら平均@3万円なので、
月に21人、1日1人の患者増が必要です。
もちろん、これは『今すぐ』って話じゃなくて、

『1年後に引っ越しして月の生活費がアップする
までに、その準備を整えておく』

って言う話です。どうです、イメージ湧きますか?」

 
加藤院長は我が意を得たりの表情で、答えた。

「なるほど、なぜモヤモヤしていたのがわかりました!
この1年後のお金の不安が漠然と頭の中にあって、

『それが具体的にどのレベルなのか』
『どうなればOKなのか』

が曖昧だったのが原因だと思います。

今、こうやって概算の数字を出してもらって、
リアルにイメージができました。

その売上目標は簡単じゃないと思いますが、
どこに向かって頑張ればいいかがわかったので、
これはモヤモヤしている場合じゃないですね」

 
キャッシュフローコーチは笑顔でうなずいた。

「院長、よく気づかれましたね?
ちなみに、人が不安になるときって、どういう時だと思います?」

「えっ!? う~ん、どういう時ですか?」

人が不安になるのは、
”現状把握ができていないとき”と
”気が散っているとき”です。

つまり、今および近い将来の立ち位置がわからず、
かつどこに向かっていけばいいかもわからなければ、
人は不安になります。

一方で、それがわかって向かうべき目標に集中できれば、
あとは『それをどうやってやるか』に集中するので、
気がつけば不安はどこかに消えているんです」

それを聞いた加藤院長の表情は、
1時間前とは別人のように晴れやかだった。

 

【今回のレッスン】

◎人が不安になるのは、”現状把握ができていないとき”と
 ”気が散っているとき”。
 つまり、今および近い将来の立ち位置がわからず、
 かつどこに向かっていけばいいかも
 わからなければ、人は不安になる。

◎一方で、それがわかり、向かうべき目標に集中できれば、
 あとは『それをどうやってやるか』
 に集中するので、気がつけば不安はどこかに消えている。

 

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  • 和仁 達也

    ビジョンとお金を両立させる専門家、ビジョナリーパートナー。1999年に27歳で独立、月1回訪問・月額30万円以上の顧問先を複数抱える。継続期間は平均10年で、20年以上の支援先も。この高額報酬で長期契約が続く【パートナー型】コンサルティングを学びたいコンサルタントや士業が養成塾や合宿に1,000人以上参加。2015年に日本キャッシュフローコーチ協会を設立。CFコーチの育成と普及に注力。著書多数。

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