相乗効果のある働き方とは?
これからの人生100年時代において、
セカンドキャリアの構築法は重要です。
1つのキャリアを別の分野のキャリアに活かせる人は
独特の発想を持っています。今日はそんな話です。
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以前、「戦略経営者」という雑誌を読んでいたら、
フルタイムのサラリーマンをやりながらボクシングの
世界チャンピオンになった選手の記事が載っていました。
普通は、「会社勤めをしながら世界チャンピオンになるなんて、
どう考えても負担が大き過ぎる」と思いますよね。
ところが彼は取材でこう答えていました。
「ボクシングで得たことの中で、仕事で生かせるものは何か?
仕事で学んだことをどうやってボクシングに生かしていけるか?
を自然に意識し、2つの相乗効果を得ることができたのだと思います」と。
例えば、トレーニングの時間を捻出するためには、
残業はやっていられないので、仕事において定時でやり切る
逆算思考が必要。
その逆算思考をボクシングのトレーニングメニューづくりや
1ヶ月で7キロもの減量プランを立てることなどに生かしたのだとか。
このように、表面的には全く関連がなさそうな副業や
兼業の中にも、ある着眼点においては共通するところがあります。
同じことが、趣味においても当てはまるのではないでしょうか。
例えばわたしも、ランニング・コーチのレッスンを受けながら、
「このトレーニングの理論は、コーチングスキル習得に
おけるたとえ話に利用できる」
と感じたり、ウクレレのレッスンを受けながら、
「とてもやれそうに思えない難しい曲も、
ビジネスと同様に細分化して6ヶ月のアクションプランに落とし込めば、
小さな成長を実感できて、マスターできる」
みたいなことがあります。
そこで大切なことは、
それぞれを別物と区別せず、一致点を探すこと。
これができると、投下する時間やエネルギーは、
10+10=20ではなく、重なる部分を加味すると、
10+10=15という足し算になります。
そして、得られる成果は、
10+10=20ではなく、
10×10=100という掛け算になり得る。
生産性を、成果÷投下時間だとすると、
この時、生産性は20÷20=1ではなく、
100÷15=6.7です。
つまり、6倍以上の成果の差を生む。
ええ、もちろんこれは、こじつけであり、強引な計算式ですよ。
ただ、そんな生産性をイメージして、
日々のことに向き合ったとしたら、
今とは違う成果を手にするのではないでしょうか。
「相乗効果のある働き方」あるいは「相乗効果のある生き方」、
わたしも意識していきます。
「さらに理解を深めたい人はこちらの記事もオススメ」
▶︎生産性を3倍にして多面的な着眼点も鍛える!1アクション3ゴールとは?