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上司と部下のコミュニケーションギャップを解消するコミュニケーション術

不安な時こそ冷静に目の前の大切なことに集中する

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2023.10.22 執筆者:和仁 達也

新しいチャレンジに取り組んでいるとき、
不安に支配されそうになること、ありませんか?

その対処法について、「自分とのコミュニケーション法」の視点でお話しします。

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先日、
「従来の歯科医療の既成概念にしばられず、
患者さんの健康の支援がしたい。だから保険診療にとらわれず、
自費診療を積極的に取り組もう!」

と考えて取り組んでいる歯科院長から相談を受けました。

彼は、「使える材料に制約がある保険診療」ではなく、
「患者さんの状態にあわせて提案できる自費診療の比重を高め、
将来的には自費診療をメインにしたい」とのこと。

そして、そのために必要な勉強もしているし、
高度な自費診療の契約も増え始めたところなので、
何も不安に感じることはないだろう、とわたしは思っていました。

ところが、彼の状況を詳しく聞くと、

・従来の保険診療で通っていた患者さんが、
「私は保険でいいから」と離れていった。

・その空いた時間が、さらなる啓蒙活動や自費でも
納得の治療を受けたいという、意識の高い患者さんを受け入れる
チャンスなのは理解しているが、

「本当に自費診療の患者さんを今後も獲得できるのだろうか?」

「あの医院は高い、という噂が立って避けられないだろうか?」

「既存の患者さんから、『なんか調子に乗っているんじゃないか』と
批判されるんじゃないか?」

と不安が次から次へと脳裏をよぎる。

とのこと。

歯科医療の仕事に限らず、人は新たなことにチャレンジするとき、
程度の差はあれ、このような不安に頭を支配されて、
行動にブレーキがかかることがあります。

その不安の原因は何なのでしょうか?
それは、「気が散っている証拠」です。

つまり、「いま自分が何をすべきか」が漠然としていて集中できず、
他のこと(つまり上手くいかない状態)に気が向いてしまっている
から不安なんです。

こういうときにすべきことは、

「目標を明確にして、それを達成できるイメージが
ありありと描けるアクションプランを描く」

こと。

実際のところ、離れていった患者さんのことを詳しく聞くと、
それは、

当院のスタンスや予防の大切さを伝えようとしても
聞く耳を持たない人で、予約時間を守らなかったり、
あまりお行儀がよろしくない人たち。

なので、開業当初はともかく、今の彼に似合うゾーンの顧客では
ありませんでした。

と言うことは、その人たちが去って、
今の彼にふさわしいゾーンの顧客が入ってくるチャンス。

漠然とした不安を具体的に書き出し、その対策を1つ1つ決めつつ、
「理想の姿」を具体的に描くことで「気が散らない」よう、
理想に集中。

不安なときこそ大切なことに集中しましょう。

「さらに理解を深めたい人はこちらの記事もオススメ」

▶︎不安に支配されそうになったときの対処法。

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  • 和仁 達也

    ビジョンとお金を両立させる専門家、ビジョナリーパートナー。1999年に27歳で独立、月1回訪問・月額30万円以上の顧問先を複数抱える。継続期間は平均10年で、20年以上の支援先も。この高額報酬で長期契約が続く【パートナー型】コンサルティングを学びたいコンサルタントや士業が養成塾や合宿に1,000人以上参加。2015年に日本キャッシュフローコーチ協会を設立。CFコーチの育成と普及に注力。著書に「年間報酬3000万円超えが10年続くコンサルタントの教科書」他多数。

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