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パートナー型コンサルタントの あり方・やり方

調子が悪くなってきたときの対処とは?

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2021.04.18 執筆者:和仁 達也

最近、調子がイマイチだな、と感じる日が
続くことがありました。

具体的には、

「いくつものプロジェクトが重なって圧迫感を感じる」
「焦りやストレス」
「モレがあるような不安な感じ」

などなど。

いざ仕事モードに入ると、
そういう感覚は一掃されてどこかに行ってしまうのですが、
ふとしたすきま時間があったときに、
そんな感覚がよぎっていました。

それで、何がそうさせているのか、
と振り返ってみたところ、1つ思い当たることが。

それは、「未完了感の蓄積」でした。

複数のプロジェクトを並行しているが故に、

「●日にAさんに連絡をいれなきゃ」
「●日までに資料を作成して提出しなきゃ」

など、期限のある(かと言って最終提出ではなく中間地点の)
業務や連絡が、モレがないか、という不安だったのです。

なぜ、そういう不安が押し寄せていたのか。

理由は明白です。

スケジュール帳の中にそれらの予定を
落とし込めていなかったからです。

つまり、基本の徹底がおろそかになっていたのでした。

わたしが独立してから20年以上続けている基本の1つに、
毎月1日の「業務の棚卸」があります。

この日に2時間ほどかけて

「先月の自分の活動の振り返りレポート」
「何に何時間使ったかの集計」
「当月以降、2カ月のすべての業務・連絡事項の
スケジュール帳への落とし込み」

をやっています。

ところが、このうち、スケジュール帳への落とし込みだけ、
ここ数カ月ほど先送りしていたことに気がついたのです。

先送りした理由は、
「これは移動中にやればいいや」という思いがあったからです。

しかし実際には、移動時間はコンサルやセミナーの
準備業務で埋まっていたため、スケジュールの落とし込みは
なされないまま、わたしの頭の中だけでいくつも
浮かんでいる状況になります。

これが、冒頭の
「いくつものプロジェクトが重なって圧迫感を感じる」
「焦りやストレス」
「モレがあるような不安な感じ」
につながっていたのです。

そこに気づいたわたしは、
その週の休みに急きょオフィスにこもり、
やり過ごしてきた「業務の棚卸」を完了!

そのときのスッキリ感は久しぶりに味わったものでした。

調子が少し悪くなりかけたときは、
従来当たり前にやってきた基本をおろそかにしている兆候。

自分にとって「当たり前に徹底する基本は何か」
を見つめたいものです。

 

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  • 和仁 達也

    ビジョンとお金を両立させる専門家、ビジョナリーパートナー。1999年に27歳で独立、月1回訪問・月額30万円以上の顧問先を複数抱える。継続期間は平均10年で、20年以上の支援先も。この高額報酬で長期契約が続く【パートナー型】コンサルティングを学びたいコンサルタントや士業が養成塾や合宿に1,000人以上参加。2015年に日本キャッシュフローコーチ協会を設立。CFコーチの育成と普及に注力。著書に「年間報酬3000万円超えが10年続くコンサルタントの教科書」他多数。

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